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2010/07/30(Fri)
- 1 : 歌人(東京都) 投稿日:2010/07/28(水) 07:50:08.21 ID:8ZThsHRb
- ウナギ:先祖は深海魚 魚津水族館、不思議な生態紹介--あす解説会 /富山
◇超大物160センチも初公開--10月まで
26日は「土用の丑(うし)の日」。日本人にとっては江戸時代からウナギを食べる日としてなじみ深い。
そのウナギの不思議な生態の一部を紹介する「うなぎ展-解き明かされる謎」が、
魚津市三ケの魚津水族館で開催されている。10月31日まで。【青山郁子】
ニホンウナギは、日本から約3000キロも離れたマリアナ諸島西方のスルガ海山で産卵すると推定され、
幼生は海流に乗って日本や中国にたどり着く。体長5~7センチに成長したシラスウナギは川をさかのぼり、
5~10年間の淡水生活を送る。その後再び産卵のため海に戻ると考えられているが、
産卵場所や稚魚の成長過程、回遊ルートなど未解明な点が多い。
生態が謎に包まれている一方、水産庁などが08年、マリアナ諸島海域で雄の成魚を世界で初めて捕獲。
今年に入ってからは、遺伝子分析でウナギの起源が深海魚だと判明したほか、卵をふ化させて成魚に育て、
再び産卵させる完全養殖にも成功するなど、徐々に研究が進んでいる。
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20100724ddlk16040495000c.html