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2010/11/19(Fri)
- 1 名前: ちかぴぃ(長屋) 投稿日:2010/11/19(金) 16:43:45.46 ID:woj0VaxYP
- さすがトヨタと言うべきか、アフガニスタンからソマリアまで世界のゲリラの「武器」として愛用され続ける驚くべき耐久性──
数年前、アフガニスタンでアメリカ軍と武装勢力の戦闘が激化し始めた頃、アメリカの対ゲリラ戦専門家デービッド・キルカランは、
新しい模様のタトゥーを彫ったゲリラ兵がいることに気付いた。
不思議に思って調べてみると、場違いなカエデの葉は、アフガニスタンと世界中のゲリラ戦で極めて重要な役割を果たしている
(とキルカランが見なす)「武器」と関係があると判明したと言う。その武器とは、軽量で極めて頑丈なトヨタのピックアップ
トラック、ハイラックスである。
「(今でも)パキスタンでハイラックスを見れば、アルカイダが乗っていると疑う1つの材料になる」と、キルカランは言う。
「アルカイダは後部座席があるモデルを使う。このタイプであれば、後部座席に人間と物資をのせ、荷台に重火器を搭載できるからだ」
戦場でハイラックスがあまりに目立ったために、この車にちなんだ通称で呼ばれている戦争まである。80年代のチャド内戦は、
政府軍と反政府軍の双方がハイラックスの改造車を多用したことから「トヨタ戦争」と呼ばれた。
これほどまでにハイラックスが武装ゲリラに重宝されるのは、「戦闘力を何倍にも増やせる」からだと、英ウェールズ大学アベリス
トウィス校のアラステア・フィンラン研究員(戦略研究)は言う。「スピードが出せるし、機動性も高い。(50口径の機関銃を荷台
に設置すれば)破壊力も強い。兵士の防弾チョッキを軽く破壊し、軽装甲車両であれば車体も撃ち抜ける」。軽装備の特殊部隊
にとっては極めて危険な武器だと、フィンランは指摘する。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101119-00000302-newsweek-int
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