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2010/07/26(Mon)
- 16 : トラベルライター(岡山県):2010/07/25(日) 19:46:36.02 ID:+9NJbH6d
- なぞかけのポイント教えるよ。
①まず、お題が「りんご」だった場合は、もう1つのワードに「果物」は絶対選んではいけない。
なぜなら、同系統のものを選ぶと、意外性がなく、面白さも上手さもなくなってしまうからだ。
(例:りんごとかけまして、みかんととく、その心は・・・どちらも美味しいでしょう)
②そして次に、「りんご」から連想される言葉を羅列していく。
③「青森」「赤」「椎名」「スター」「ミツ」、パッといくつか浮かぶと思う。
そして、この「浮かんだワード」が、「その心は・・・」の後の言葉になることを覚えておいて欲しい。
④つまり、最後に考えるのは、「○○とかけまして・・・△△ととく」の△△の部分なのだ。
⑤当然、この△△のワードは、③でどれを選ぶかによって変わってくる。
⑥仮に③で「赤」を選んだ場合、どうなるか考えてみよう。
↓
「りんごとかけまして、△△ととく、その心は、どちらも赤でしょう(or赤いでしょう)」
といった感じになることが分かると思う。
⑦そして、⑥の文章に①の要素、「果物を選んではいけない」を頭に入れ、△△の部分を考える。
⑧簡単に言うと「果物じゃなくて、かつ赤いもの」ということになるが、ここで非常にセンスを要求される。
ぶっちゃけ、「果物じゃなくて、かつ赤いもの」などたくさん存在する。例えばポストなんかもそうだし、
赤飯なんかもそうだ。ただ、赤飯は論外。果物じゃないが、同じ“食べ物”であることから、意外性が薄れる。
ではポストで試してみよう。
↓
「りんごとかけまして、ポストととく、その心は、どちらも赤いでしょう」
⑨あれあれ、全然上手くないし、面白くない。ただただ、共通点を指摘しているだけになっている。
つづく
- 24 : トラベルライター(岡山県):2010/07/25(日) 19:48:17.82 ID:+9NJbH6d
- >>16のつづき
⑩そう、勘のいい人なら分かっただろう、△△の部分は、少しひねらないとダメなのだ。
りんごは赤い、ここまではいい。しかし次の赤はただの赤ではダメ。
少しひねって「ああ、確かに赤いな」と思わせるワードを考えていかなければ
「上手いな」と思われることはない。
⑪これを踏まえて考える。そう、「ただの赤じゃなく、少し考えて赤いことが分かるもの」。
ここのワードのチョイスでなぞかけのクオリティが大きく変わってくる。
個人的には、「勘違いした人の顔(赤面)」「共産党(アカ)」「サッカー選手が嫌いなカード(レッドカード)」などが浮かぶ。
⑫上記ワード全てで文章を組み立ててみる。
A:りんごとかけまして、勘違いした人の顔ととく、その心は・・・どちらも赤いでしょう
B:りんごとかけまして、共産党ととく、その心は・・・どちらもアカいでしょう
C:りんごとかけまして、サッカー選手が嫌いなカードととく、その心は・・・どちらも赤でしょう
先程のポストよりはマシになったことが分かると思う。しかし、どれもまだまだパッとしない。
特にCは二番目のワードが長い上に、簡単に「ああレッドカードね」と答えが分かってしまう。これではダメ。
これは③の時に「赤」を選んだのが悪いか、⑪で思いついたワードのセンスがないということになる。
⑬結論としては、上記①~⑫を瞬時に行い、かつ絶妙なワード選びが出来た人が、「なぞかけの上手い人」ということになる。
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