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2010/08/29(Sun)
- 1 : タコス(神奈川県) 投稿日:2010/08/27(金) 16:13:48.26 ID:SmTIzfxh0
- 東京の近代建築 4分の3消滅
8月27日 13時49分
明治時代から昭和初期にかけて今の東京23区に建設された近代建築物のうち「文化的価値がある」と評価された建物について、
建築家などグループが調べた結果、この30年で4分の3が壊されてなくなっていることがわかりました。
研究者は「このままでは東京から歴史的な景観が失われる」と警鐘を鳴らしています。
この調査は、建築家と大学の研究者のグループが、
明治時代から昭和初期にかけて今の東京23区に建設された近代建築物について、
日本建築学会が作った基準を基に調べました。
その結果、30年前には「文化的な価値がある」と評価された建物が2196件あったのに対し、
今も残っているのは585件で、全体の4分の3が老朽化や再開発による建て替えで壊されてなくなっていることがわかりました。
壊された中には、共同住宅のモデルにもなった渋谷区や文京区の同潤会アパートや、東京中央郵便局、
それに個人の洋風住宅も多く含まれていました。東京の近代建築物の保存状況がまとまったのは初めてで、
調査を行った建築家の三舩康道さんは「日本の今の制度では保存せずに新築するほうが経済的にも有利なため、
古い建物が次々と解体されている。このままでは東京から歴史的な景観が失われる」と警鐘を鳴らしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100827/k10013605241000.html
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